犬がマダニに噛まれたら?症状や治療法・駆除法、予防法まとめ

犬がマダニに噛まれた場合の対処法

ここ数年、春から夏にかけてテレビのニュース等で話題になっているマダニ。

猫から人に感染し、死亡者が出たという痛ましい出来事が起こったことで、マダニに対する関心が高まっています。

犬や猫だけではなく、人にも被害が及ぶ危険性があるという恐ろしいマダニ感染症

そんな恐ろしいマダニから私たち自身や愛犬を守るために、犬がマダニに感染しないための予防をはじめマダニに噛まれた際の症状や治療法、駆除法についてご紹介したいと思います。

マダニの姿を想像しただけでも気持ち悪いのですが、愛犬を守るためにもしっかり対策しましょう!




マダニはどこにいる?生息地・生息場所は?

マダニは草むらに生息しています。山や森はもちろんのこと公園や河川敷の草むらに潜んでいて、生き物が通りかかるのをじっと待っています。

そして人や犬、猫、野生動物などが通りかかると飛び移り、その動物の体表へ寄生するのです。そんなマダニに噛まれることによって起こるのがマダニ感染症です。

マダニと家ダニは違う?その違いは?


マダニは家にいる家ダニとは別の生き物。マダニは他のダニと比べて体が大きく、2~3㎜ほどになります。さらに吸血する(噛む)とその体はふくれあがり、1cmを超える大きさになることも。

動物や人など寄生した宿主に噛み付いた後は唾液を出します。これは宿主と離れないようにするため。

マダニの唾液は固まる性質があるため、そんな唾液を使って宿主にしっかりがっつりくっつき、1週間ほどかけて宿主の血液を吸い続けるのです。

想像しただけでも腹がたつし、気持ち悪いし、ホントに最低最悪なにっくき敵ですよね。

マダニに噛まれると感染症を起こす理由

マダニは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)というウイルスを持っている(媒介している)場合があります。

ですので、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスを持つマダニに噛まれると、そのウイルスが人や動物に感染して、感染症を引き起こしてしまうのです。

つまり、マダニにウイルスをうつされるというわけです。

マダニに噛まれるのを予防するには?

まず、マダニが潜んでいる草むらには近づけないこと。
マダニに噛まれる機会をできるだけ防ぐことで、感染のリスクを避けることができます。

マダニが発生する時期・季節は主に5月〜9月、春から夏にかけて。
ですので、その時期・季節は草むらに近づけるのをできるだけ避けましょう。

また、マダニが愛犬の皮膚につくのを防ぐマダニ駆除薬を使う方法もあります。
動物病院で処方してもらえますので、お薬で予防したい場合は動物病院で相談してみてくださいね。

お散歩時に気をつけたいこと・注意点

散歩から帰ったあと、愛犬・飼い主さんともにマダニに咬まれていないかチェック
犬の場合、特に目・鼻・耳・指の間などを重点的にチェック
もし咬まれていた場合は無理に引き抜かない
のら猫に近づけない
草むらに近づく際は肌の露出を避ける
虫除けスプレーを使う

飼い主さんからワンちゃんに感染させてしまう可能性もありますので、飼い主さんもしっかり予防対策しておきたいところです。

かわいい猫ちゃんを見かけても、むらみやたらとなでるのは避けておいた方が無難。
猫→飼い主さん→愛犬という経路で寄生されてしまう可能性もあります。

また、マダニが愛犬にくっついていたとしても、引き抜くのはキケンです。手で潰すのもやめたほうが良いです。

無理やり引き抜くことでひどい皮膚炎を起こしたり、飼い主さんに感染してしまうこともあるので、動物病院を受診するのがおすすめです。

マダニについてのその他の注意点

マダニはシャンプーでは落とせない
アロマやハーブなどでは完全には予防できない
お散歩に行かなくても飼い主から感染する可能性も
市販薬よりも病院の処方薬のほうが駆除効果が高い

マダニに寄生された場合、シャンプーでは落とせません。
また、アロマやハーブはマダニを近づけにくくする効果はあるかもしれませんが、万全だとは言い切れません。

さらに、愛犬をお散歩を連れて行かなかったとしても、飼い主さんや家族が家に持ち込む可能性もあります。
ですので、家から出さないとしても完璧な予防とはいえません。

マダニは犬同士でも感染する!


残念ながら愛犬を草むらに近づけないようにしても、マダニに感染してしまう場合があります。

それは犬同士の接触による感染

いくら愛犬をマダニのいる草むらに近づけなかったとしても、お散歩などですれ違ったり、挨拶を交わした他の犬がマダニに寄生されていた場合、そのマダニが愛犬に飛び移ってしまうという可能性があるのです。

つまり、他の犬から愛犬に宿替えする危険性があるというわけです。

もちろん、感染の広がりを防ぐため・寄生リスクを防ぐためにも草むらに近づけないというのは重要です。

ですが、他の犬から感染してしまう可能性があるとなると、草むらに近づけないという対策だけでは不十分なのです。

ですので、マダニが愛犬の皮膚につくのを防ぐマダニ駆除薬を使うというのが最もマダニ対策として安心な方法。
ただし、全ての薬にいえることですが、副作用などのリスクもあります。

とにかく、徹底的にマダニ予防するなら、かかりつけの獣医師に相談し、愛犬の健康状態も考慮した上でマダニ対策の最善の方法を模索しましょう。



犬がマダニに噛まれた際の>症状と駆除・治療

犬がマダニに噛まれてしまった場合の主な症状はいくつかあります。

ウイルス感染しなかった(噛まれただけ)の場合

マダニが愛犬にくっついていたとしても、引き抜くのはキケンです。手で潰すのもやめたほうが良いです。

無理やり引き抜くことでひどい皮膚炎を起こしたり、飼い主さんに感染してしまうこともあります。

また、マダニはシャンプーでは落とせません。

そのため、マダニに噛まれたら、とにかく動物病院を受診するのがおすすめです。

マダニに噛まれると引き起こされる症状
<貧血>
マダニは1週間もの間、血を吸い続けるため、たくさんのマダニに寄生された場合は大量出血による貧血を引き起こします。

私たちよりも体の小さな犬となると、重篤な状態になる危険性が高くなります。

<アレルギー性皮膚炎>
マダニの唾液にアレルギー反応を起こし、強いかゆみや赤み、腫れなどが起こります。

<ダニ麻痺症>
マダニの中には毒性のある唾液を持つものがいるため、そんなマダニに噛まれることで神経障害(麻痺など)を引き起こします。

たとえウイルスに感染しなかったとしても、マダニに噛まれることでさまざまな症状を引き起こします。

ウイルス感染した場合

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスに感染しているマダニに噛まれた場合の主な症状は下記になります。

発熱
消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)
頭痛
筋肉痛
神経症状
リンパ節腫脹
皮下出血
下血

ウイルスに感染してしまうと重篤な症状を引き起こす可能性がありますので、噛まれたかも?と思ったら迷わず動物病院を受診しましょう。



マダニ対策まとめ

マダニは人や動物に感染症を引き起こさせ、場合によっては死に至らしめる恐ろしい存在。
日本全国に生息し、草むらに潜んで愛犬を狙っています。

人から犬、犬から人、人同士、犬同士、感染経路もさまざまですので、ワンちゃんだけではなく飼い主さんもマダニ予防を心がける必要があります。

とにかく家にマダニを持ち込まないことが大切。

大切な愛犬を憎っくきマダニから守るためにも、春夏シーズンはしっかり対策してくださいね^^

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