愛犬がドッグフードを食べてくれないと心配になるもの。
体は食べ物で作られているわけですから、食事をしないと当然、栄養不足になってしまいます。
ですが、食べない理由・原因を知ることで、食拒否の解消法がきっと見つかるはず。
栄養不足のせいで不調や病気を引き起こすことも考えられますので、解消法を見つけ、愛犬の楽しいご飯タイム&健康を取り戻してましょう!
CONTENTS
犬がドッグフードを食べない・食いつきが悪い理由
犬がドッグフードを食べない・食いつきが悪い理由にはさまざまなケースが考えられます。
健康状態が原因となっている可能性もありますので、まずはその原因をしっかり見極め、突き止めることが重要です。
ドッグフードが古くなっている
食拒否の理由として、ドッグフードが古くなってしまっていて、香りや味が悪くなっている可能性が考えられます。
開封して時間が経つと、香りや味が落ちるだけでなく、酸化してしまいます。
酸化したドッグフードは、犬の体に炎症が起こるなどの健康被害に繋がりますので、酸化したドッグフードを与えるのはNG。
ドッグフードは空気に触れることで酸化が進みますので、開封後はジップロックに入れて小分けにするなどして、できるだけ空気に触れないように工夫しましょう。
ドッグフードの味や香りが苦手
また、私たち人間ほどではないにしても、犬にだって好みはあります。
ですので、食拒否の理由は単純に『味が好きではない』という理由かもしれません。
お腹が空けば我慢して食べるしかありませんが、美味しく食べられるに越したことはありません。
犬にとっての楽しみはそれほど多くはありません。自由に外出できるわけでもありませんし、いつでも好きな時に友達と遊べるわけでもありません。
そんな中で、食事は最大の楽しみ♪
そう考えると、好き嫌いで食拒否することを「単なるわがまま』だと片付けてしまうのは、気の毒な気がしてしまいます。。。
しつけも大切ですので、すべてのわがままに応じるのは問題かもしれません。
ですが、多少は好みを取り入れてあげるというのも、決して悪いことではないのでは?と思ったりします^^
ドッグフードの粒の大きさが合わない・食べにくい
与えているドッグフードの粒が大き過ぎて食べにくい、また硬過ぎるというのも、食拒否の理由として考えられます。
小型犬、中型犬、大型犬とひとくちに言っても、顎の大きさや歯の強さには個体差があります。
虫歯や歯周病もなく、健康な歯であったとしても、もともと歯が強くない・丈夫ではない可能性もあります。
ドッグフードは種類によって、粒の大きさや硬さが違います。
基本的には、ある程度どんなワンやんでも食べられるよう、大きさや硬さは計算されているはずですが、たまたま愛犬に合わないフードがあっても不思議ではありません。
一度、食べている様子をじっくり観察してみて、食べにくそうにしていないかチェックしてみましょう。
体調が悪い・病気
体調不良や病気が食拒否の原因である可能性もあります。
食欲がわかなかったり、食べること自体が苦痛だったりする場合もあります。
2日〜3日ほど様子を見てみてまったく食べていないようなら、動物病院を受診しましょう。
消化器系の不調
犬も私たち同様、胃腸の調子が悪いと食欲がなくなってしまうことがあります。
食べない以外にも、下記の項目に心当たりはありませんか?
いつもより元気がない・じっとしている
嘔吐する
下痢している
便秘している
もしこれらに当てはまるものがあれば、胃腸の病気である可能性が考えられます。
また、体のどこかに痛みがあるなど、病気以外の不調を抱えている可能性もあります。
いずれにしても、いつもより元気がないようであれば、動物病院で診てもらうと安心だと思います^^
歯や歯茎の病気
虫歯や歯周病など、歯や歯茎の病気が原因でも食拒否は起こります。
お腹は空いているけど食べると痛い、というとても気の毒な状態。
歯や歯茎の病気は、特にシニア犬に多くみられる症状です。
ドッグフードをお湯でふやかして与えてみて、もし食べるようであれば、口の中の病気の可能性大。
やわらかくすれば食べられるということは、硬いと痛くて食べられないということになります。
歯や歯茎をチェックしてみて異常が診られるようなら、動物病院で診てもらいましょう。
ですがひとまずは食べることが先決!
治療を行いつつ、しばらくはふやかしフードで対応してあげてくださいね^^
ストレス
食拒否の理由がストレスである可能性もあります。
下記の項目に心当たりはありませんか?
引越しした
ベッドやサークルの位置を変えた
家族が増えた
新しいペットをお迎えした
もしこれらに当てはまる場合、精神的にストレスを受けていることが原因で食べなくなっているのかもしれません。
とはいえ、状況を変えるというのも難しいものですよね。
ストレスの原因を取り除くのは難しいですが、ストレスをやわらげてあげることはできます。
例えば撫でてあげたり、声をかけたり、遊んであげたり。
いつも以上にかまってあげることで、少しずつストレスがやわらげてあげてくださいね^^
運動不足
運動不足が原因で食欲が落ちているという可能性もあります。
またそれらが原因でストレスが溜まっている可能性もあります。
お散歩の回数や距離は減っていませんか?
もし減っているようなら、増やしてあげるといのが理想。
とはいえ、さまざまな事情があり、難しい場合もありますよね。
そんな場合は、新しいおもちゃを与える、遊びの時間を増やしてあげるなど、少しでも多くの刺激を与えるような工夫をしてあげるのがおすすめ♪
良い刺激はストレス解消にもなりますので、愛犬の目がキラキラするようなタイミングを、できるだけ多く増やしてあげると良いと思います^^
犬がドッグフードを食べない・食いつきが悪い時の工夫・対処法
食拒否の原因それぞれの中でも対処法をご紹介しましたが、さらにひとひとつ詳しくご紹介させていただきます。
ドッグフードをふやかす
ドッグフードにお湯をかけ、やわらかくなるまでふやかします。
しっかりとやわらかくするには、ドッグフードの倍ぐらいのお湯をかけましょう。
ドッグフードの状態を見て、まだ硬い部分(乾いている部分)があるようなら、さらにお湯をかけてやわらかくなるまでふやかします。
オーブンベイクドのなど、ドッグフードによってはふやけにくい場合があります。
そんな場合は、すりこぎ棒などで砕くというのもおすすめです。
すりこぎ棒で砕くのが面倒な場合は、他のドッグフードに変えるというのもひとつの方法。
ドッグフードの上手な切り替え方法については下記の記事でご紹介していますので、参考にしていただければ幸いです^^
お散歩の時間や距離、回数を増やす
体を動かせば、食欲がわくという可能性もあります。
また、ストレスが原因の場合は、運動量を増やすことがストレス解消にも繋がります。
お散歩の時間や距離、回数を増やせる場合は、増やしてみましょう。
もし、時間を増やすのが難しい場合は、早歩きして距離を増やすというのもおすすめです。
ただし、上記は病気や体の不調が原因ではない場合に限ります。
病気や体の不調がある場合は運動量を増やすのはキケン!
また、シニア犬の場合も注意が必要です。
運動量を増やすことで体に負担がかかる可能性もありますので、愛犬の様子をチェックしながら無理のない範囲でおこなってあげてくださいね^^
ドッグフードを変える
味や香りが気に入らない場合や、粒の大きさが合わず食べにくい場合は、ドッグフードの見直しをしてみても良いかもしれません。
もし食べ嫌いが多いワンちゃんの場合や、健康状態が気になる場合は、フードローテーションを取り入れるというのもおすすめです。
フードローテーションについては下記の記事でご紹介していますので、よろしければご参考にしていただければと思います^^
シニア犬にはシニア用のドッグフードを♪
愛犬がシニア期(5歳〜7歳)にさしかかるようであれば、シニア犬用のドッグフードを検討するタイミング。
シニア犬はこれまで以上に健康管理に注意が必要。
そんなシニア犬の健康に配慮した下記の記事でご紹介していますので、よろしければご参考にしていただければと思います^^
愛犬がドッグフードを食べない!まとめ
食事は体をつくる大切な存在です。
食べないというのは、体をどんどんすり減らしていっている状態。
力も元気も出ませんし、どんどん体は弱っていってしまいます。
同時に、食事の内容や質も重要。
体は食べた物でつくられますので、食べるものの内容は体づくり・健康に大きく関わっています。
ですので、愛犬の健康を維持するためにも、ドッグフード選びは重要です。
愛犬にいつまでも元気でできるだけ長生きして欲しいと願うのは、飼い主ごころ。
私(管理人)もそう願う飼い主のひとりです♪
愛犬が毎日食べるもの.愛犬の体をつくるものには、どんな材料が使われているか、その逆に危険な添加物は入っていないか、しっかりチェックしておきたいところ。
当サイトでも、原材料にこだわった無添加ドッグフードをご紹介していますので、飼い主さんの目で原材料を厳しくチェックして、より良いフードを選んであげてくださいね^^
下記の記事では、人気の無添加ドッグフードを成分や口コミ評価などをもとにしたランキング・レビューをご紹介しています。ドッグフード選びに悩んでいる飼い主さん&より良いドッグフードを探している飼い主さんのお役に立てれば幸いです^^