ほおっておくとキケン!?犬が自分のしっぽを追いかける

犬が自分の尻尾を追いかけるようにくるくると回る。

これは「テイルチェイシング」と呼ばれる行動です。

子犬がこのテイルチェイシングを行っている場合は、単に遊んでいるということがあります。
好奇心旺盛な子犬は、いつも遊びたくてうずうず。
自分のしっぽでさえもおもちゃにして楽しんでしまうほど、遊ぶことに貪欲です。

ですが、成犬の場合は別。
成犬がテイルチェイシングを行っている場合、それがストレスサインである可能性があります。

犬が自分のしっぽを追いかける

しっぽを追いかける原因

成犬はまだ何も知らない子犬と違って、自分のしっぽの存在を認識しています。ですので子犬のように、自分のしっぽなのにも関わらず「何これ?おもしろい!」というように、好奇心をそそられているわけではありません。

成犬が自分のしっぽを追いかける場合、退屈していることが原因でストレスを溜めてしまっているという可能性があります。

例えば、お留守番が多かったり、あまり構ってもらえないなど、独りがさみしかったり退屈しているなどの理由でしっぽを追いかけることがあります。

また、多頭飼いをしている場合、迎えたばかりの子犬ばかり構ったり、他の犬ばかり可愛がったりしていると、ストレスが溜まってしっぽを追いかけるという行動をとることがあります。

ほおっておくとキケン!

例えば、お留守番が続いたり、構ってあげられないことが続いたりして、犬が一時的にストレスを感じてしっぽを追いかけるという行動をとったとします。
そしてそのうち、お留守番回数は減り、構ってあげる余裕がでてきて、犬のストレスは解消されたとします。
ですが、ストレスが解消されたのにもかかわらず、いつまで経ってもしっぽを追いかけることを止めない場合があります。
これは、しっぽを追いかけるという行動がクセになってしまっているからなのです。
しっぽを追いかけることがクセになってしまうと、繰り返し何度もしっぽを噛むことでしっぽが傷いたり、コート(被毛)が変色したり、抜けたり、最悪の場合には噛みちぎってしまうということに発展する可能性もあります。

しっぽを追いかけるという行動の解消法

愛犬が繰り返ししっぽを追いかけても叱ってはいけません。
そもそもストレスが溜まったことによる行動なので、さらにストレスを溜めるということにもなりかねません。

ですので、お留守番時間や回数をできるだけ少なくしてあげたり、遊んであげる・構ってあげる時間や回数を増やしてあげましょう。
また、優しく撫でながら話しかけてあげるというのも良いと思います。

とにかく、できるだけコミュニケーションを増やす努力をしてあげたいものです。

犬が自分のしっぽを追いかけるまとめ

もし子犬が自分のしっぽを追いかけるという行動をとっていたら、遊びの場合もありますが、ストレスサインである場合もあります。
その場合は行動をしっかりと見守り、退屈している可能性があると思ったら、遊んであげる時間を増やしたり、構ってあげる回数を増やすなどしてあげましょう。

成犬が自分のしっぽを追いかけるという行動をとっていたら、お留守番の回数や時間を減らすなどの努力をしてあげたいものです。
お留守番を減らすことが難しい場合は、家にいる時にはできるだけたくさん話かけてあげたり、構ってあげるなどしましょう。
犬は言葉を話すことができません。

人間と会話するための言葉を持っていません。

ですが、犬は私たち人間に伝えたいと思っていることはあります。
良いことも悪いことも含めて、分かって欲しい、知って欲しいと思っていることがたくさんあるはずです。
表情や声、行動で一生懸命伝えようとしているはずです。

また、伝えようとアピールをしているわけでもなく、身体の不調やストレスを抱えていながらも、不器用にじっと耐えている場合もあります。

だからこそ、飼い主さんが犬が出しているサインに気付いてあげることが重要。
しぐさや泣き声、行動などから、愛犬が伝えようとしている気持や身体の不調のサインをしっかりと理解してあげたいものです。

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