愛犬の噛み癖を解消する4つの方法・しつけまとめ

犬とともに暮らすうえで困ってしまう問題行動はいろいろありますが、
中でも噛みグセは深刻な問題です。

単純に飼い主さんが痛い思いをして困るというのもありますが、
万が一、他人を噛んでしまったりして事故に発展してしまう….そんな最悪な事態を招いてしまうというのがとっても心配ですよね。

また、噛んで物を壊したり、例えばコンセントなどを噛んでしまった場合、そこから発火したりなど、大変な事態にもなりかねません。

多頭飼いをされている飼い主さんは経験があるかもしれませんが、
複数のワンコみんなを同じように育てていても、噛むコもいれば何も教えていないのに噛まないコもいますよね。

子犬時代の甘噛みならともかく、成犬になってもまだ噛み癖があるというのは困ったものです。
なぜ噛み癖のあるコは噛んでしまうのでしょう?

 犬が噛む理由

犬は産まれ育っていく環境の中で、『噛む』という衝動を抑えることを学んでいきます。

『コレは噛んで良いモノ』、「コレは噛んではいけないモノ』、
という風に、噛んでも良いか噛んではいけないかを区別していきます。

犬は本来、群れの中で暮らす生き物なので、その群れの中でさまざまな事を学び、成長していきます。
噛んで良いか噛んではいけないかの区別も、母犬や兄弟、群れの先輩などなどと過ごす中で学んでいくのです。

ですが、ペットショップで販売されている子犬は、群れの中で様々なことを学習する前のとても未熟で幼い段階で母犬から離されてしまっている場合があります。
ですので、誰からも教わっていないわけですから当然、善し悪しを区別することを覚えていないんですね。

噛むことがいけないことだと知らない・わかっていないので、衝動のままに噛んでしまうんです。

つまり、悪気がないわけです。

そして、犬が噛むのにはさまざまな理由があり、恐怖を感じて噛んでしまう場合もありますし、怒りを覚えて噛んでしまうこともあります。

ですが犬は知能の高い生き物
しっかりと教えてあげれば噛んで良いか噛んではいけないかをちゃんと区別することができます

 噛み癖の種類

犬の噛み癖にはいくつかの種類があります。

子犬が噛む

歯が生え変わる時期の子犬は口の中に違和感を覚え、それを紛らわせようとして噛むことがあります。
なんだか歯がムズムズして気持悪いから、それを抑えたくて噛む、という理由です。

遊んでいる時に噛む

おもちゃなどで遊んでいる際に噛んでしまう場合は、攻撃などではなく単純に遊びの一環として噛んでいます。
噛むことが悪いことであるという認識がないのです。

知らない人がなでようとしたら噛む

お散歩中に知らない人が近寄って来て、なでようとした時に噛む理由としては、知らない人への恐怖心が原因である場合や、嫌なところをなでられてたせいで不快になり、嫌なことをされたという怒りから噛むという場合などがあります。

犬が食事中に噛む

犬が食事をしている時にフードボールをさわったり、なでたりする時に噛むという場合は、自分の食べ物を守るための攻撃行動と考えられます。

歩いている人の足に噛み付く

動くものを見て、噛みたいという衝動を抑えきれずに噛んでしまうことがあります。
人の足に噛み付くのは、動く物を見て『思わず噛んでしまう』ということが理由として考えられます。

とにかく、犬が噛む理由はさまざま。
ですが、それらはすべて、『噛むことがいけないこと』だという認識がないから。

噛むこと=いけないこと
だということを教えてあげれば、噛み癖の理由・原因がどんな場合であっても、直す・解消することができます。

 犬の噛み癖を治す・しつける4つの方法

まず、ごほうびを用意しておきます。
おやつや好きなおもちゃなど、噛み癖のあるコの好きなものを用意しておきましょう。

Method,1 声で驚かせる

これは本噛みする犬や力の強い犬には使えません。
子犬の甘噛み程度の『噛まれてもケガをしないようなレベルの噛み癖』というのが条件となります。

まず犬と遊びます
  ↓
犬が噛んだら、「痛い!」と大きな声を出します
  ↓
しばらく無視します
  ↓
遊びを再開します
  ↓
また犬が噛んだら、「痛い!」と大きな声を出します
  ↓
しばらく無視します

上記を繰り返すことで、
噛んだら楽しい時間が中断される、遊んでもらえない、
だから噛むのをやめよう、ということを学習し、噛むことをやめるようになります。

Method,2 苦味で不快にさせる

物を噛む、手を噛むなどの場合は、ビターアップルなどを使います。

噛んで欲しくないものにビターアップルをつける
  ↓
噛むのをやめたらごほうびをあげる

上記を繰り返すことで、苦くて不快な思いで噛むのをやめさせつつ、噛むのをやめればごほうびをもらえることで『噛まないこと=メリットがある』と学習させます。

Method,3 人の手は良いものだと教える

食事中に手を近づけると噛む場合、手は自分にとってメリットのあるものだと教えてあげます。

犬の食事中に行います。

おやつを手に持ちます
  ↓
ゆっくりとフードボールのそばにおやつを置きます
  ↓
犬がおやつを食べ終わり、またフードボールの中のフードを食べ始めたら、またゆっくりとフードボールのそばにおやつを置きます

上記を繰り返すことで、食事中に近づいてくる手は良いものを運んでくると学習します。

また、上記を行って噛まなくなったら、
次はおやつ無しで手を近づけるようにしましょう。
それでも噛まなくなったら成功です。

Method,4  手を口の中に入れる

噛むと嫌な思いをするということを学習させる方法です。
噛む力が強い場合は手袋などで手をガードしましょう。

犬が噛んで来たら、手を口の中に押し付けます
  ↓
犬が嫌がるそぶりを見せたら手を口から離します

上記を繰り返し、噛んだら嫌な思いをするということを学びます。
少々荒っぽい方法ではありますが、噛み癖は深刻です。
人にケガをさせるなどの事故に繋がらないためにも、トレーニングしておきましょう。

 犬の噛み癖を治す・しつける4つの方法まとめ

噛み癖とひとくちに言っても、噛む状況や犬の性格によって千差万別です。
どんな方法を試しても解決しないようなら、トレーナーに相談するのがおすすめです。

特に大型犬の場合は、噛んだ場合のダメージが大きいので、パピーの時期にしっかりトレーニングしておく必要があります
成犬になっても噛み癖が直らない場合はプロに手助けしてもらいましょう。

問題行動の原因や理由を理解したうえで、それをしっかりしつけ・トレーニングで解消し、お互いに快適でリラックスできる楽しい毎日を過ごしたいですね。

また、トレーニング方法にはいろいろあり、理論もさまざま。
また、ワンちゃんの性格も千差万別。

ですので、どうしても覚えられない・うまく教えられないなどしつけに困ったら、
プロのトレーナーさんやスクールなどを探すというのもオススメです。

愛犬に合うトレーニング方法を見つけてストレスのない楽しいワンコとの暮らしを過ごしましょう☆