犬のしつけ・トレーニングの基本-覚えてくと便利なアイコンタクトの教え方の5ステップ

犬を迎えたら、ともに暮らすうえでまずトレーニング・しつけしておきたいのがアイコンタクト。

窮屈な生活はさせたくない、自由にさせてあげたいなどと思われる飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、
アイコンタクトを教えておくと役に立つ場面は数多くあります

散歩中にリードが外れて犬が逃げた

お散歩中、何かの理由でリードが外れてしまった場合でも、呼び戻しができれば万が一の事故を防ぐことができます。

病院での待ち時間

病院で騒いだり暴れたりした時、アイコンタクトをすることで落ち着いて待たせることができます。

災害に見舞われ、大急ぎで家を出ることになった

すぐに移動しなければならない場合、何度名前を呼んでも側に来なかったら困ったことになります。名前を呼んで側に来れば、出掛ける準備をするのもカンタンです。

災害時に避難所で過ごすことになった

大勢の人がいる中でも、しっかりアイコンタクトができていれば必要な場面でさまざまなコマンドを使う事が出来ます。

入院することになり、一時的に人に預けることになった

まったくしつけができてないと、預かり主が困ってしまいます。しっかりコマンドを覚えていれば万が一の場合、安心して人に預けることができます。

また、日常生活においては、アイコンタクトができるようにしておくことは、
ストレスのない快適な生活を送るうえでとっても役に立ちます

ストレスがないというのは、飼い主にとってメリットがあるのはもちろんですが、
飼い主にストレスがないというのはワンコにとっても快適なこと。

飼い主にストレスがあったら、それはワンコにも影響を与える場合があります。
イライラして怒鳴ったり、叱ったり、構うのが煩わしく感じたり。

ところが犬がおりこうさんであれば、飼い主はとても快適。そして気持に余裕があればワンコにも寛大な気持を持ち、優しく接してあげられますよね。
それって犬にとって、とっても幸せなこと

平穏な暮らしを送るためにもアイコンタクトをしっかりマスターしておきましょう。

しつけの基本となるアイコンタクトのトレーニング

アイコンタクトは犬のしつけ・トレーニングの基本

まず、さまざまな犬のしつけ・トレーニングの基本となるのがアイコンタクト。

基本となるアイコンタクトを教えておけば、
トレーニングを行う際にとっても便利に使えるので、
しっかり覚えさせておきたいところです。

アイコンタクトは目を合わせる(犬に飼い主の目に注目させる)という動作。

犬が注目するということは、つまり犬が『飼い主は自分のパートナーである』ということを認識しているということになります。

本来、犬は目を合わせるという行為が嫌い

アイコンタクとは目を合わせる(注目させる)動作ですが、
犬はそもそも目を合わせるという行為を好みません。
目を合わせるというのは相手を挑発する行為、挑戦的な態度であるからです。
ですので、威嚇の姿勢ではなく目を合わせられるというのは、飼い主との信頼関係が成立しているという証になります。
つまり犬が飼い主を自分のリーダーであると認識しているということを意味するのです。
目を合わせること、注目させることができて初めて犬は飼い主からの命令(指示・コマンド)を聞くという姿勢になります。

ですので、しつけ・トレーニングを行っていくためにも、アイコンタクトはまず最初に教えておきたいコマンドです。

Step,1 犬に自分の名前を認識させる

まず、おやつやおもちゃなど、愛犬が好きなものを用意しておきます。
いつでもトレーニングが行えるよう、常に手に届く場所に置いておくと便利です。

そして普段の生活の中で、とにかく名前を呼ぶようにします。
ご飯をあげる時、散歩に行く前など、愛犬が喜ぶ場面では必ず名前を読んであげましょう。

名前を呼んで犬が目を合わせた場合はごほうびをあげます。
そして「おりこうだよ〜」「いいコだね〜」とほめてあげましょう。

注意しておきたいのは、必ず『目が合った時』だけごほうびをあげること。

近づいて来ただけ、膝に乗っただけ、ごほうびを持つ手を見ているだけなどの場合はごほうびをあげてはいけません。

また、名前を呼んでも飼い主を見ない、近くに来ない場合でも叱ってはいけません。
叱ってしまうと、『名前=悪い事』と認識してしまいます。
名前を呼んでも反応がない場合は、叱らず、いつも通りの態度でいましょう。

Step,1  ごほうびを目に近づけて名前を呼ぶ

もし、なかなかアイコンタクトが覚えられない場合は、
ごほうびを飼い主さんの目の近くで持ち、目元に注目させます。
そして名前を呼び、成功したらごほうびをあげます。

 アイコンタクトのしつけ-強化編

ごほうびを使ったアイコンタクトがなんとかできるようになったら、
どんな場面でもアイコンタクトできるよう、トレーニングの仕上げに入りましょう。

Step,3 おやつやおもちゃなどのごほうびを使わず行う

愛犬の名前を呼んで目が合ったら、ごほうびは使わずに
『いいコだね〜』などとなでながら褒めてあげましょう。

これが成功したら第一ステップはクリアです。

Step,4 犬が何かに夢中になっている時に行う

愛犬が遊んでいる時など、何かに夢中になっている時に名前を呼びます。
そして、その時に飼い主さんの目をちゃんと見たら褒めてあげます。

Step,5 お散歩中に行う

お散歩中、歩いている時に名前を呼びます。
お散歩中は他のことで気が散っていたり、興奮状態だったりするので、
例え家でアイコンタクトが成功している場合でも、うまくできないことがあります。
ですので、もし、ごほうびなしで行ってもうまくいかない場合は、
ごほうびを使ってみましょう。

 アイコンタクトの教え方・しつけ方法まとめ

なかなか覚えられない場合でも、イライラせず、叱らず、根気よく教えてあげることが必要です。

必ずしも愛犬が『覚えが悪い』というわけではなく
飼い主が『上手に教えてあげられていない』ということもあります

人間同士のコミュニケーションにおいても、
一言ですぐに気持が伝わる相手もいれば、
がんばって説明してもなかなか伝わらない相手もいます。
これは伝わらないのではなく伝えられていないから。
感覚的に合う相手もいれば、そうでない場合もあるのです。

どちらが悪いというわけではなく、好き嫌いでもなく、
どんな相手とでも完璧に感覚が一致するとはかぎりません。

愛犬との関係も同じこと。

そのコが理解するまで、理解してもらうまで、
根気よくトレーニングして、コミュニケーションを深めてくださいね☆

また、トレーニング方法にはいろいろあり、理論もさまざま。
また、ワンちゃんの性格も千差万別。

ですので、どうしても覚えられない・うまく教えられないなどしつけに困ったら、
プロのトレーナーさんやスクールなどを探すというのもオススメです。

愛犬に合うトレーニング方法を見つけてストレスのない楽しいワンコとの暮らしをお過ごしください☆

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